様々な理由で住宅ローンの返済が困難になり3ヵ月~6ヵ月滞納し、期限の利益の喪失となると、融資している住宅金融支援機構(旧、住宅金融公庫)や金融機関は、不動産を抵当権に基づき差押え、競売の手続きにより強制的に資金を回収します。
競売の場合、落札されるまで価格は分からず、市場価格より3~4割低くなることもあります。
また不動産を売却しても、全ての負債を完済できる方はあまりいません。残債の整理縮小や債務の再構築など、法律に関するパートナーと共に新しい人生への前向きなスタートをサポートします。
住宅を処分し、住宅ローンの一括返済にあてる方法に、競売があります。
「家を手放してローンを返さなければならないということは、競売も任意売却も同じなのでは?」と思われるかもしれません。
ところが、競売と任意売却では、精神的にも経済的にも大きな違いがあります。
競売と任意売却のもっとも大きな違いは、少しでも有利な条件で売却できるよう債権者と話し合いができる点です。
また、売却後の残債についても、無理なく返済できるように交渉できます。
「自分の意思」で売却するということが精神的な負担を軽くし、前向きな気持ちで、新しい生活の準備を始めることへとつながります。
任意売却 | 競売 | |
売却価格 | 競売で売却するよりも高額で売却できるため、残債務を減らせる可能性が大きい。 | 市場の60%~70%で売却されるので、残債務が多くなります |
引越費用 | 交渉次第で引越代を手元に残せる | 強制執行で追い出され、債務超過なら1円も残らない。 |
告知 | 秘密厳守で行う為、ローンの支払いが出来ずに売却しているとは周囲には解らない。 | 競売サイトや新聞などに掲載され近所や取引先に知られる。 |
資金の持ち出し | 手数料も売却金額の中から支払われ、資金の持ち出し金がない。 | 費基本的にはない。 |
残債務の交渉 | 交渉により、少しずつ無理なく返済できる。 | 残債務の返済方法を交渉できない |
退去日 | 引越時期など、ある程度の希望を聞いてもらえる。 | 落札者の都合で立ち退きを迫られる |
手続き | 面倒な手続き・交渉・事務処理はすべて当社にお任せください。 | 本人や家族の意志にかかわらず事務的に処理されます。 |